どこか遠くへ行きたくなったら・・・ハウルの動く城・・・ [読書感想文]
「ハウルはここに置いてくれる気かねえ?」ソフィーはたずねました。
「そうだとしても、ハウルさんはけっしてはっきりしたことはいいませんよ」とマイケルが答えました。
「あの人は、とにかくしばられるのが嫌いですから」
いまさらですが「ハウル」です。オタクなかま(笑)のももちゃんに借りました^^
原作はイギリスの児童文学作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ。
- 作者: ダイアナ・ウィン ジョーンズ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
ハウルは映画が公開されたとき「意味がよくわからない」「面白くなかった」という意見も多かったみたいですねー
わたしがDVD見て泣いた、って言ったらまわりの反応が「ええ?なんでぇ?いったいどこで泣くのぉ?」ってかんじでした・・・^^;
まぁ、ハウルで泣いたのはわたしぐらいかもしれないけどさ。
あとは「ハウルが面白いと思う人って子供の心を失ってない人だけなんだってね」とかね。
原作は児童書なので読む気になれない人のほうが多いかもしれないけど、せっかく面白いのにもったいないなぁ・・・と思いました。
わたしがDVD見て泣いた、って言ったらまわりの反応が「ええ?なんでぇ?いったいどこで泣くのぉ?」ってかんじでした・・・^^;
まぁ、ハウルで泣いたのはわたしぐらいかもしれないけどさ。
あとは「ハウルが面白いと思う人って子供の心を失ってない人だけなんだってね」とかね。
原作は児童書なので読む気になれない人のほうが多いかもしれないけど、せっかく面白いのにもったいないなぁ・・・と思いました。
動く城の暖炉には不思議な火の悪魔。窓の外には見えないはずの遠い街。ドアについているダイヤルを回せば、外はありえない世界。流れ星をつかまえにいく冒険。
ファンタジーの楽しさがいっぱいつまっています。
美しくて優秀な魔法使いだけど、甘ったれでヒステリー、優柔不断で無責任で逃げてばかりのハウル。
手先が器用で優しくてしっかりものなのに「長女は何をやってもうまくいかない」と自分の価値を信じられないソフィー。
主人公ふたりをとても丁寧に描いていて、わたしはすっかり感情移入してしまいました・・・
10代のころ、何を考えているかわからないような男の子に恋をしてしまったことがある人なら懐かしい感情がよみがえってくるかもしれません。
さて、めくるめくワクワク感を楽しみたいのなら、続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯」のほうが上かもしれません。
ファンタジーの楽しさがいっぱいつまっています。
美しくて優秀な魔法使いだけど、甘ったれでヒステリー、優柔不断で無責任で逃げてばかりのハウル。
手先が器用で優しくてしっかりものなのに「長女は何をやってもうまくいかない」と自分の価値を信じられないソフィー。
主人公ふたりをとても丁寧に描いていて、わたしはすっかり感情移入してしまいました・・・
10代のころ、何を考えているかわからないような男の子に恋をしてしまったことがある人なら懐かしい感情がよみがえってくるかもしれません。
さて、めくるめくワクワク感を楽しみたいのなら、続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯」のほうが上かもしれません。
こちらの主人公はアブダラという空想癖のある貧しい絨毯売りの若者。
彼が”気難しい”空飛ぶ絨毯を手に入れたことからはじまるテンポの良い「主人公巻き込まれ型」のストーリーです。
続編なのですが、前作の主人公たちはなかなか登場しません。でも読み始めるとあっという間に物語の中に引き込まれてしまったので気になりませんでした。
物語のヒーローのイメージからは程遠い、気弱で空想ばかりしている主人公のアブダラ、
世間知らずだけど、美しくて教養があり賢く気丈なお姫様「夜咲花(よるさくはな)」は、ディズニー「アラジン」のジャスミン王女を髣髴とさせます。
美辞麗句を並べ立てた商人同士の駆け引きは、イスラム圏を旅行したことのある人なら思わずニヤリとしてしまう場面です。
いまいる場所の毎日の現実から離れ、はるかかなた遠くへつれていってくれる2冊です^^
彼が”気難しい”空飛ぶ絨毯を手に入れたことからはじまるテンポの良い「主人公巻き込まれ型」のストーリーです。
続編なのですが、前作の主人公たちはなかなか登場しません。でも読み始めるとあっという間に物語の中に引き込まれてしまったので気になりませんでした。
物語のヒーローのイメージからは程遠い、気弱で空想ばかりしている主人公のアブダラ、
世間知らずだけど、美しくて教養があり賢く気丈なお姫様「夜咲花(よるさくはな)」は、ディズニー「アラジン」のジャスミン王女を髣髴とさせます。
美辞麗句を並べ立てた商人同士の駆け引きは、イスラム圏を旅行したことのある人なら思わずニヤリとしてしまう場面です。
いまいる場所の毎日の現実から離れ、はるかかなた遠くへつれていってくれる2冊です^^
ばな姐~~~☆
ももは単純に映画ハウルはおもしろかった(笑)
意味不明なところも多かったけど。。。
「紅の豚」(加藤登紀子さんに歌って欲しくてジーナ役)と一緒で、また監督の趣味(倍賞千恵子さんに歌っていただきたかったからソフィー役)で好きにアレンジしたんだろうな~。
「動く城」って監督好みな題材だもんなぁ。
きっと城を動かすことで満足してお話わかり難くなっちゃったのかなぁ。。。って思ったよ。
原作は児童書だけど、それ言ったらハリーポッターもロード・オブ・ザ・リングもそうだよね。
でも児童書の夢のあるところが映画監督のイマジネーションにつながるんじゃないかなぁ。
読む気になれないって人はいい意味、大人な人なのかも知れないけど、ももから見るとちょっと損してると思うの。
by momo (2006-02-03 10:13)
私ってば、非国民なんです~。
宮崎アニメって、ナウシカすら見たことないんですぅ。
世界で有名な、日本の誇れる文化なのにね。
by ringo (2006-02-03 11:26)
ももちゃん
そだねー。そもそもなんの理由があって城が動くのかわかんないよ!!(笑)
あと映画は原作には無い反戦メッセージを入れ込んでるよねー。それが悪いと言っているのではなく・・・わかりにくくなった原因てことです。
でもわたしねー、出会いのシーンは映画のほうが好き^^
原作読んだほうが絶対楽しいよね^^とくにハリポタなんてすぐ読めるしね。
良い児童書が原作の映画をきっかけに本を読まない子も読む習慣ができると人生楽しくなるよね^^
そういえば、若いアイドルが「私って本を読むのが早くてあの分厚いハリーポッターでも一週間で読むんです!」って自慢してたんだけど、みんなそんなに遅いのかな?
あんなに読みやすい500ページかそこらの本に一週間もかかるんじゃ、そりゃ読むの大変だろうなぁ・・・
by banana (2006-02-03 15:25)
りんごちゃん
え?別に非国民だなんて(笑)
そりゃオスカーとったのはすごいけど、あの世界観は好き好きがあると思うし・・・第一やっぱオタクだと思うもん、宮崎駿って^^;絶対ロリコンだしさ(笑)
わたしはねぇ、月並みだけどトトロで好きになったかな。
森の中の木漏れ日の表現がすごく上手で「すごい!」って思ったの。
by banana (2006-02-03 15:30)
はなちゃん!
ナウシカの原作は映画とだいぶ違うんだよ。すご~く内容深いの。
絵が暗くて読みづらいかもしれないけど、原作を映画にしたらSWじゃないけどエピソード○で何部作かになっちゃうよ。
ちなみにももはもののけ姫だけ映画館で2回観ました。
あとはテレビで沢山ってかんじ。
宮崎さんは未来少年コナン(テレビアニメ)が面白かったなぁ。
by momo (2006-02-04 00:58)