「どろろ」・・・・・ん~。何がいけないんだろう^^; [DVD・映画]
おひさしぶりです。毎日暑いっすねぇ。いかがお過ごしでしたか?
わたくしはオットが夏休みでしたが、どこにもでかけず(どっかつれてけー(悲))おもに家でゴロゴロしながらDVD見たり本読んだりしておりました。
で、そのうちの一本が「どろろ」です。(この後、ネタバレありです。)
ふぅーーーむ。残念な映画だった。
エピソードひとつひとつはけっこう面白いのに、テンポがかったるくてダレてしまった。あとなんか全体的に雑・・・。
一番の見どころの妖怪達、キャラデザインは良かったと思う。でも動きがイマイチしょぼい。特に土屋アンナの演じたマイマイオンバ(蝶々)の変身シーンにがっかり。唐突で不自然な変身と飛行シーンの後は、緊張感のないまんまあっという間に退治されちゃうし。日本人形みたいにかわいい娘たち(幼虫)が不気味ないい雰囲気だったのになぁ。
CGも雑だったなぁ。セットも汚いから見る楽しみなかったしなぁ。
冒頭の重要なツカミになるはずのクモと百鬼丸の格闘シーンも動きがギクシャク、バラバラしてて緊張感がなかった・・・。ココは最高にハラハラドキドキにかっこいいシーンになるはずだったんだよね、きっと。何でこんなになっちゃったんだろ。時間が無かったのかなぁ。他にも百鬼丸の身体を作り上げるシーンもやたらとダラダラしていて不気味さ半減だったしなぁ・・・。
原作は手塚治虫だし、制作費は日本映画としては破格の20億円だし、アクション監督もあの「少林サッカー」や「HERO」の程小東(チン・シウトン)氏なのにネ。
柴咲コウは熱演だったけど、「男装した少女」をやるには年齢がいきすぎだったね。妻夫木くんはアクションかなりがんばったと思う。中居貴一がただ単に悪い人っていうだけの役でもったいない。「はだしのゲン」の素晴らしいお父さん役の百分の一ぐらいの存在感になっちゃってました。
まだ妖怪に奪われた身体の半分しか取り戻してないので、パート2もやるんだよね、これ。
次はもうちょっと丁寧に作ってホシイです。
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