SSブログ

蝉しぐれ~ああ、本当に日本人でよかった・・・~ [DVD・映画]

まあまあ、ソネブロ激重のお足元が悪い中、こんなブログまでよくお越しくださいました。
ところでお元気ですか?
きのうのショックからなかなか立ち直れないよねぇ~~~・・・
負けちゃったけど日本がんばったよね。
潔く気持ちを切り替えて次は頑張ってほしい!!
わたしたちもサムライブルーを誇りに思わないといけませんよ!!!

というわけで次の試合までの気分転換にはこの作品をおすすめいたします。
「日本人の誇り」「伝統」をしみじみと賛美したくなりますよ^^

蝉しぐれ プレミアム・エディション

蝉しぐれ プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/04/14
  • メディア: DVD

20年間ずっとお互いを思い続ける幼馴染どうしの恋物語です。
原作は藤沢周平。
万が一ご存じない方のために書き添えると、司馬遼太郎、池波正太郎と並ぶ時代劇の大家で「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」の原作者でもあります。
子役の子たちのフレッシュさもよかったですが、市川染五郎さんがすごいすてきだったー^^
立ち居振る舞いが美しいのは当たり前ですけど、殺陣のシーンのすばらしさには本当にほれぼれしました。
「巧妙が辻」で見た館ひろしの織田信長の殺陣がひどすぎたので余計に感動。
相手役は木村佳乃さん。
あまり日本的なイメージがない人なんでどうなんだろうと思っていたんですが、20年間思われるにふさわしい素敵な女性を演じてらっしゃいました。
そうそう、意外によかったのが主人公・文四郎の友人役のふかわりょうさん。
気弱だけれど、友人を助け義をつらぬこうとする素朴な青年をいやみなく演じていました。
同じ友人役で出ていた今田耕二さんがちょっとうるさいかんじだっただけにふかわさんの好演が光っていました。

庄内で大規模なロケをしたという映像もとてもすばらしかったです^^
のどかな山並み、風に揺れる若い稲の穂、さらさらと流れる透明な小川・・・
日本てほんとうにきれいな国だなぁ、日本人っていいなぁ、と思いました。

二人さえ幸せならいいという粗野で単純なラブ・ストーリーには飽き飽きした大人のアナタにこそおすすめいたします。


nice!(0)  コメント(4) 

nice! 0

コメント 4

momo

蝉しぐれはNHKの内野聖陽×水野真紀バージョンを見たよ。
藤沢さんの作品は地味だけどいいお話多いよね。
by momo (2006-06-13 15:47) 

banana

やっぱりさすがももちゃん^^
NHKバージョン見たいなー!原作のイメージ的にはぜんぜん内野聖陽なかんじだよね。
しかし映画もよかったんだけど、原作のほうがやっぱりいいね。
映画を先に見て、映画では泣かなかったんだけど、原作は読んでボロボロ泣いたよ。
地味だけどいい話だよねー。
by banana (2006-06-14 09:13) 

momo

でしょでしょ!イメージ的に内野さんあってるよね?
年を経て再会する場面はそれなりの年齢的な落ち着きが必要だと思うの~。
NHKバージョンもやっぱりDVDになってると思うのでチェケしてみてくだされ。

映像のできがいくらよくても、原作にはだいたい勝てないんだよね~。
やっぱ人間の想像力以上のものはないのかなぁ。。。
by momo (2006-06-14 17:33) 

banana

うん、TUTAYAで探さなきゃー。内野聖陽かっこいいし。殺陣のシーンが楽しみだなー^^木村佳乃のふくもよかったけど「黒目がちな細い目で色白」って容姿のイメージは水野真紀のほうが近いよね。
原作のほうがぜんぜん文四郎さんに感情移入しちゃってもうねーさんは泣けて泣けて・・・・
ただラストシーンは映画のほうがよかったかなぁ・・・原作はちょとナマナマしかったのでカマトトなねーさんは映画のラストシーンのほうが好きでしゅ。
by banana (2006-06-15 14:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。